ナースのお仕事

看護師の仕事内容 具体的にどんな業務?

看護師の仕事は、医師の診療や治療の補助をしたり、
患者さんの日常生活援助です。

ただ、働く場所や診療科によって内容が違います。

今回は、病院で勤務していた私の経験をもとに

病院での看護師の仕事内容

についてご紹介します!

ちなみに私は急性機病院の混合病棟で勤務していました

看護師の仕事内容

看護師の仕事は幅広くなんでもします☆

夜勤の仕事内容はこちらに書いているので、
参考にしてください 

今回は看護師の日中の仕事内容です

採血や点滴、体を拭いたりなどのケアを
思い浮かべる方も多いと思いますが、
他にもたくさんあります

具体的には、下記のような業務をします

  • 医師の処置介助
  • 採血、点滴
  • 手術・検査などの対応
  • 傷の処置
  • バイタルサインチェック(体温・血圧など)
  • 日常生活の援助
  • 搬送
  • 入院患者さんの対応
  • ナースコール対応
  • カルテへ記録
  • カンファレンス

具体的に1つずつ詳細をお伝えします!

医師の処置介助

医師が処置する近くに立って、
物品出しするなど介助します。

医師がスムーズに処置できるよう
事前準備や、次に何が必要か予測が必要です。

言われたものをすぐに出せなかったり、
用意できていない時は結構焦ります( ; ; )

処置に集中しがちになりますが、
患者さんへ声かけや反応を見るのも大事です!

採血、点滴

医師の指示のもと、採血や点滴をします。

点滴の内容は医師が指示しますが、
点滴するための静脈ルートの確保(針を刺す)や
点滴するための準備などは看護師がします。

注射は目的や薬剤によって注入部位が異なります。

部位
皮内注射表皮と真皮の間に注入
血管が乏しい部分なので即効性は低い
皮下注射皮下組織に注入
代表的なものはインスリン注射
筋肉内注射筋肉に注入
静脈注射の次に即効性が高い
静脈注射静脈内に注入
1番頻度が高く、即効性も高い

 動脈採血はリスクが高いので、
基本的には医師が行います。

検査・手術などの対応

予定されている検査や手術があれば、
その事前準備や術後の観察などをします。

例えば、全身麻酔で手術するためには
医師から指示のある服薬や点滴投与します。
手術着に着替えたりバイタルチェックも必要です

検査や手術後であれば
異常が起きていないかバイタルチェックします!

術後は自分で起き上がれないことも多いので、
手術後の状態に合わせたケアをおこないます。

傷の処置

怪我の処置や、褥瘡の処置をします。

頻度が高いのは褥瘡の処置です!

時には数人でするような大きな傷の処置もします。

傷を見るのが苦手な方でも大丈夫です!
看護師は大勢いるので、できる方がすれば良いのです^ ^

ちなみに、私は平気でした。
傷がよくなるとナースや患者さんと喜んでいました♪

バイタルサインチェック

バイタルサインとは「生命の兆候」のことで、
人間の生命活動における重要な指標です

医療現場では「バイタル」と呼んでいます!

看護師にとってはとても重要なことの1つです!

主に「体温」「脈拍」「血圧」「呼吸」
の4つを指し、「意識レベル」と「尿量」
が追加する場合もあります。

どの項目も正常値を理解しておかなければ、
異常の早期発見はできません。

また、前日または以前と比較することも必要です。

したがって、疾患に応じた計測や観察をし、
経過の把握が大事です

日常生活援助

食事や排泄、着替えなど、
患者さんができないことを介助します。

自分で動けない方にはオムツ交換や体位変換もします

患者さんによって動ける範囲が異なるので、
どこまで動けるのか理解しておくことが大事です!

搬送

検査には、CT・MRIなど色々な種類があります。
その検査によって場所も違うので、
医師に指示された検査のある場所へ搬送が必要です。

自分で動けない患者さんには、
車椅子かストレッチャーで搬送します。

検査内容が多いので
入職したての頃は看護師が迷子になっちゃいます。笑

9年勤務していても、
「外科の外来って何階だったかな?」
と病院マップを見ながら案内していました。

患者さんの方が詳しいこともあります!笑

入院・退院患者さんの対応

入院すると入院に至るまでの経過を確認したり、
既往歴、内服中の薬などを確認します。

退院される患者さんには
退院後の生活での注意点などをお伝えします。

また、退院日だけでなく入院中から
退院後の生活について聞き取りや注意点を伝えたり、
退院してから必要な医療行為などがあれば指導します

患者さんが安心して退院できるように
関わることが大事です!

ナースコール対応

自分で動けない方は排泄するために呼んだり、
痛みなどをナースコールで知らせてくれます。

患者さんの言っていることを瞬時に理解して
対応することが必要です!

看護師さんが忙しくて、我慢していたの

とナースコールするを控える患者さんもいるので、
事前に声かけも大事です

カルテへ記録

受け持ち患者さんの記録をします。

例えば痛み止めを使った時の状態など、
実施した内容など記載します

書く内容や書き方は病院によって違います!

カンファレンス

看護ケアや治療上の問題点など意見交換します

患者さんに対してどうケアしていくか
相談し合うので、感じたことや困っていることなど
なんでも話し合える場です。

カンファレンスすることで情報共有になりますし、
統一した看護が提供できるので大事です

私が勤めていた病院では日中に1回
カンファレンスしていました

看護師同士だけでなく、薬剤師さんや
リハビリの先生など、さまざまな職種の方が
集まることもあります。

発言することがあるので緊張しますが、
先輩の意見など聞けるチャンスです♪

最後に

今回は看護師の仕事内容についてまとめました。

看護師の仕事内容はたくさんあります。

これ以外の細かなこともあり大変に思いますが、
慣れるとこなせます!

大事なのは患者さんに寄り添う気持ちです!

苦手な仕事内容があっても、
ナース同士で助け合えるので安心してください☆

どれもやりがいのある仕事ですよ^ ^